ここに書かれていることはすべてフィクションです。
また、下ネタや重度の妄想が含まれる場合があるので、
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ピンポーン
「はいっ」 『私、死体の訪問販売をしている○○と申しますが』 「死体なら間に合っていますんで」 『そう言わずに見ていってくださいよ。 わが社の製品は死後すぐに冷凍保存しているので 傷みもにおいも一切ありませんよ』 (カタログを見せる) 「じゃあ見るだけなら」 『こちらは、首をつった男性の死体です。 目立った外傷もなく、安心して死に顔を眺められますよ』 「でもちょっと目元が怖いわね」 『それは自殺なのでやむを得ませんよ。 では、老衰で眠るように亡くなったこちらの老人のはいかがでしょう?』 「ウチには姑がいるから老人はもう結構、 もっとなんていうかこうわくわくするのはないのかしら?」 『では、とっておき、昨日焼身自殺した男性の死体はいかがでしょう?』 「それはいらないわ、あと、その方の死因は自殺じゃありませんよ」 『どうしていらないんですか?せっかくの掘り出し物なのに……。 それにどうして自殺じゃないって分かるんですか?』 「だってそれは私が昨日殺した私の夫だもの、 ようやく処分した夫をわざわざ買い戻すなんて馬鹿らしいじゃない」 『……』 「決めた、あなたのことを購入することにするわ」 『ですが私は生きているので売り物ではな……、がはっ』 訪問販売員の行方は誰も知らない。 PR |
プロフィール
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Shine
性別:
非公開
自己紹介:
現世はつらいです。
抗鬱剤と抗不安薬は手放せません。 頭の中を妄想が流れていきます。 ひょっとすると走馬灯なのかもしれません。
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