ここに書かれていることはすべてフィクションです。
また、下ネタや重度の妄想が含まれる場合があるので、
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 僕はもはや限界に達していた。 先日ロープを購入した。 ついに自殺を決意した。 樹海へ向かう途中、街中で偶然、僕と似た人間に会った。 いや、それはまさしく数年前の僕自身であった。 『僕』は相変わらずいじめられていた。 だが、見たところ、どうやら当の僕が経験したいじめよりもひどいようであった。 いじめている相手は、『僕』に対して刃物を見せて恐喝していた。 僕は思わず飛び出していった。 こんなに勇気を見せたのは生まれて初めてかもしれない。 いじめっ子は、急なよそ者の乱入に驚いたせいかわれを忘れて刃物を振り回してきた。 刃物が僕の頬をかすめた。 だが、いくら僕はひ弱とは言っても、僕のほうが年がいって体力がある。 結局、いじめっ子を撃退できた。 『僕』は泣きじゃくりながら僕に言ってきた、もう死にたいと……。 それに対し僕は言った、 「もう少し、生きてみたら?」 それは、考えもせずに僕の口から出ていた。 なぜこんなことを言ったのかは自分でも分からない……。 ……気が付くと僕は樹海の中で寝そべっていた。 どうやらロープが切れて自殺に失敗したらしい。 樹海特有の土のにおいが鼻を突いた。 さっきまでのは夢だったのだろうか? 僕はロープを確かめた。 ロープは刃物で切ったようにして切れていた。 もう少し生きてみよう、僕は思った。 PR |
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現世はつらいです。
抗鬱剤と抗不安薬は手放せません。 頭の中を妄想が流れていきます。 ひょっとすると走馬灯なのかもしれません。
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