自殺戦隊シニタインジャー

数々の怪人を葬り去ってきたシニタインジャーだったが、
今、史上最強の怪人に苦戦を強いられていた。
そう、カマッテ怪人シヌキナシである。

幾多の怪人を吸い寄せるようにして倒してきた、ブルーこと青木原の攻撃も通用しない。

いや、樹海とか行くの面倒だし、一人で陰気な顔でバスに乗ってて、声とかかけられたら嫌だし。
それに、なんていうか、樹海探検隊とかに発見されて、ネットにうｐとかされてもいやだっていうか……。

最近、毎日のように怪人を倒し、大活躍のグリーンも歯が立たない。

なんていうか、入浴剤を手に入れるの、難しくなってるし、代わりの肥料とかどれか良くわかんないし、
みどり姉さんも気持ち悪いって言うかなんかあんなふうになるのかって思うとやる気失せるし。

苦しむ隙すら与えず怪人を倒し、某農○大臣すらも葬ったブラウンも敵わない。

首吊りとか楽だって言うけど、それってあくまで、首が絞まった後のことでしょ。
紐に首通すまでは何か怖いし、それに、死んだ後糞尿垂れ流しになって汚いじゃん。
だからって、おむつ買うのも面倒だし、嫌だし……。

どうする、シニタインジャー！次回に続く！


この物語はフィクションです、実際の人物、土地、自殺方法とは一切関係ありません。

エコロジー症候群

最近、エコロジー症候群が巷に蔓延しているのです。
廊下が薄暗いのです。
図書館が変に暑いのです。
病気の広がりを示す証拠です。

狭くて暑い部屋に、薄着のメタボリックのおじさんが詰め込まれているのです。
客観的には見るに絶えない光景なのです。
しかし、自分がクールだと思い込んでいるのです。
病魔が進行している証拠です。

どこかの国の大臣が発症して以来、爆発的な広がりを見せているのです。

早くワイシャツ会社に避難するのです。
ここにいれば、病気の蔓延を涼しい顔で見ていられるのです。

夏の終わり

今度生まれてくるならば、女子中学生になりたいのです。
教育テレビに自作の詩を送りたいのです。
それをサ○エリに読んでもらいたいのです。

夏の終わり

夏が終わった
それと共に私と彼の関係も終わった
収穫されずに残ったトマトが腐っていた
私の心みたい
玄関にせみが死んでいた
私はそれをおもいっきり踏み潰した
彼もこうなればいいのに

半人前はこの中にいる

　　あんただ！

そういって僕のことを指差すのです。
そう、僕がこの職場での半人前、仕事場での癌なのです。
しかし、そうは簡単に自白したりしません。

証拠はあるのかね、エリート社員君？

しかし、この発言が墓穴を掘ることになるのです。
さすがエリート社員、次から次へと証拠を挙げていくのです。

第一に、体調が優れないからと言ってすぐ休む
第二に、初対面の人とまともに挨拶すらできない
第三に、会議で一言も発言しない
第四に……

もういい、俺の負けだ

ついに僕はあきらめて自白するのです。

しゃ、社会がいけないんだ！だ、だから……。

僕は人間のくずです。

オリンピックは参加することには意味が無い

世間はオリンピックで盛り上がっていますが
スポーツ嫌いで、無気力、くず人間の僕は相変わらず蚊帳の外です。

それにしてもオリンピックは平和の祭典であるはずです。
今回特有のチベットの問題を除いても
ドーピングとその告げ口
負けた選手へのバッシング
審判の誤審とその批判
国の威信をかけたメダル数争い
……
ちっとも平和じゃありません
ミニテロとの戦いです

参加するだけで精神をすり減らされ、マスコミの過度な報道に傷つけられ、
さまざまな陰謀に巻き込まれることになるのです。

むしろ拳銃で撃ち合ったほうがまだ健全です。
負けた人間は死んでいるので金メダルは確実です。
不正の入る余地はありません。

残念ながら、今の世の中、人は大切にしないのに命だけは大切にして
大衆を欺いているのでオリンピックで拳銃の撃ち合いは見れそうにありません。
もし参加者がいないのなら拳銃の撃ち合いになら僕が出てもいいのですが……

重ねて言っておきますがフィクションです
作者の思想とは一切関係ありません